本当は存在したSTAP細胞、それと再生医療(デマ?)
以前投稿したSTAP細胞に関してですが、デマであるとの記事も見かけました。
アメリカで特許出願中なのは本当のようです。
あくまでそういうものとして下記の話を読んでください。
小保方さんがあります!と言っている中、周りは無い無い言っていたSTAP細胞。
実はドイツで再現実験に成功し、現在、アメリカで特許申請中になっています。
小保方さんは周りに責められ、博士号まで失ったのに、実はちゃんと存在しており、日本ではそのことを一切報道されていないという、とんでもない状況です。
あの事件によって人ひとりの人生が滅茶苦茶になったのに、日本では無かったことにしようとしているんです。
たた、現在小保方さんは研究職からは離れていますが、元気でいるそうで、それはなりよりなことかと思います。
まあ、僕が日本の闇に対抗できる訳でも無いため、これは少しの人にでも知っておいて欲しいという、僕の願望と前置きです。
再生医療といえば、獣医療で使用されるのは椎間板ヘルニアで、完全に下半身麻痺を起こしたワンちゃんに関してでしょうか。
ですがこれも残念ながら眉唾ものなんです。
よく考えればわかることですが、下半身麻痺が再生医療で治る目処が高いなら、まず人医療で大々的にニュースで報道されると思ってください。
実際に再生医療を実施している動物病院で働いている、先輩獣医の話では、全く効果が無い、大学で再生医療の研究に携わっている先生からは、まだまだ先の話、と言われてしまっています。
再生医療は原価が高いため、意味のない治療を高額で受けることになります。
逆に正反対なのが椎間板ヘルニアに対するステロイド療法です。
慢性的なヘルニアや、馬尾症候群という、シェパードに多い、ヘルニアの一種には高い有効性が有ります。
が、急性の椎間板ヘルニアにはステロイド療法はそこまで効果が無いと言われています。
以前もブログに載せましたが、急性期の椎間板ヘルニアは、上に突き出た椎間板が骨髄を圧迫し、炎症を引き起こすことで、より酷い症状を示すことから、当院ではその炎症を抑えることのできる、新しい内科療法(エラスポール)を実施しています。
ネットに載っている内科療法というのはステロイド療法のことで、こちらは外科療法より治癒率が低くなっていますが、エラスポール療法は外科療法とほぼ同じ治癒率が見込めることを、元々外科専門で椎間板ヘルニア治療を行っていた先生が発見したものです。
当院では最近、レーザー治療器も取り入れました。
これは鍼治療以上の効果が認められるものです。
ネット上では新しい情報、古い情報、嘘と本当が入り混じっていますので、安易に信用しない方が良いかと思います。
実際、当院でも、膵炎の子に膵炎の治療を実施した際、他の病気で膵炎の治療法は無く、治るのを待つだけと言われてクレームを入れてきた方もいますが、3年ほど前から、ブレンダという膵炎治療薬が完成しています。
おそらくそのセカンドオピニオンの先生の知識不足でしょうが、日々勉強している獣医を探すのも大変かもしれません。
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