犬の痒みと湿疹、膿皮症
膿皮症と言うのは、要は湿疹が酷くなったものです。
さらに酷くなると、膿痂疹と言って、範囲が広くなります。
これらはすべて痒くなる皮膚病なのですが、医学と同じく獣医学も日々進歩しています。
昔はかゆみ予防にステロイドを使用すると、免疫力が落ちて、皮膚の炎症が酷くなる!と言われてステロイドを使用するのは禁忌とされていました。
ですが、現在では相当高容量で使用しなければ、ステロイドにはそこまで免疫力を落とす効果が無いこと、痒みのせいで引っ掻いて、飛び火の様に皮膚病を広げてしまう方が問題であること、
これらのことから、現在では抗生物質と一緒にステロイドを使用することが推奨されています。
膵炎では絶食が勧められていたのが食べられるならできるだけ食べさせるように、椎間板ヘルニアの手術の権威だった人が、内科療法を勧めるようになったり、獣医療も進歩しています。
痒みに関してはアレルギーやアトピーが関連していることがほとんどなので、これらを完全に抑える方法が出てくれると良いですね😊
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