ワクチン接種後、どのくらいの時間、様子を見ていた方が良いか
よく人間の病院でインフルエンザワクチンやコロナワクチンを打った際、大体15分は横になるか、座るかして様子を見ておいて、と言われることが多い気がします。
(中にはアレルギーの事は全く話さずに、運動はダメとか、少し様子を見ておいたほうがよい、と言うことを伝えてくれない病院も良くあります)
一方、ワンちゃん、猫ちゃんの場合、人間よりワクチンアレルギーが発生しやすいという報告があります(ワクチンの種類にもよるので、一概には言い切れませんが)。
基本的に、ワクチン摂取後の激しい運動を止めさせることができないことも関わっているかもしれません。
また、しっかりとしたエビデンスのある論文によると、ワクチン接種後、30分以内がもっともアナフィラキシー・ショックが起こる危険性が高いと言われており、特に30分間は良く様子を確認しておいた方が良いでしょう。
アナフィラキシー・ショックの場合、アレルギーと異なり、血圧低下、低体温、嘔吐、脈拍の低下などが起こります(他にも色々な症状がありますが)。
普段から体温を確認したり、ちょうど股の所にある、大体股動脈を触ってみて、脈を確認できるように練習するのも良いかと思います。
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