枯葉剤(ダイオキシン類)と発ガン性?
枯葉剤、皆さんご存知ですよね。
ベトナム戦争で用いられた、最悪と言ってもいい化学薬品です。
もともとは、ゲリラ作戦を行っていたベトナム軍をおびき出すために、邪魔な木の葉を枯れさせるために使用されたのですが、のちに、枯葉剤の中に混入していた、ダイオキシンが問題になったのです。
ダイオキシン類は強い催奇形性(奇形児を生み出してしまう効果)があることが判明しますが、発ガン性もあるはずだ!と大きく研究されました。
ですが、のちに、致死量と言われるほどのダイオキシンを、実験動物に投与しても、催奇形性は認められても、一切ガンになることがありませんでした。
全世界規模の科学者達が、実験動物を使用して、ダイオキシンの発ガン性を証明しようとしたのですが、全くガンを発症することがありませんでした。
という訳で、ダイオキシンは催奇形性はあるけど、発ガン性は無い物質である、ということが逆に判明しました。
あまり知られていないけど、子供を産む予定が全くない人は、ダイオキシンを摂取してしまっても怖くは無いんです。
思いこみって怖いですね。多額の費用が、研究のために使われたはずですが、結局は発ガン性は無かったわけです。
ちなみに、この枯葉剤関連で、被害を受けた物質が他にも存在しています。
それはBHAと言うもので、何と、食品添加物に当たります。
ではどういう状況になったのかと言うと、このBHA、枯葉剤の中に入っていたんです!
枯葉剤の中に入っていた物質!
危険に決まっている!
そう言われてしまいました。
ですがその実態は、枯葉剤を腐らせないための、防腐剤がBHA。
ただの、防腐剤を危険な物質!と勘違いしていたわけです。
昔はワンちゃん、猫ちゃんのフードにも、防腐剤としてBHAが入れられていたのですが、今ではそういう間違いもあり、さらに今でもBHAは危険!という人がいることから、BHAが防腐剤として使用されることはなくなりました。
思いこみ、というのは怖いですね。
ちなみに小保方さんのSTAP細胞も、再現性こそ低いですが、存在が確認されています。
STAP細胞はあります!と言っていた小保方さんの言葉は真実だったのですね。
ただし、科学の分野で、再現性が低い、ということは致命的と言われています。
せめて何度も研究を試していれば、干されてしまうことも無かったかと思います。勿体ない人財ですね😵💫
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