最も頭の悪い哺乳類の一種。コアラ
コアラというと、ユーカリの葉だけを食べていて、常にヌボーっとしている感じがします。
コアラは警戒心は強いのですが、記憶力や判断力が全然無いのでは?と言われている動物です。
ちなみにどれだけお馬鹿かと言うと、コアラ自身は何百種も存在するユーカリのうち、数種類、もしくはたったの1種類にこだわって、コアラごとに決まったユーカリを食べていると言われていますが、こんな説があります。
コアラは自分でユーカリの木から葉をむしり取って食べていますが、目の前にあらかじめ木から取っておいた新鮮なユーカリを与えてあげると、全く食べないそうです。
何故食べないのか。
なんとその理由は、枝に付いているユーカリの葉は食べ物だけど、枝に付いてないユーカリの葉は、同じユーカリの葉では無い=食べ物では無い、と考えているという説があります。
ちなみにコアラの脳はこんな感じです。
シワが無くて、ツルッツルですね。
例外もありますが、通常、脳にシワが多いほど頭が良い傾向にあることがわかっています。
また、コアラは木から不意に落ちてしまうことが多いそうです。
そのため、コアラの頭は特殊な構造をしていて、頭のサイズに比べて脳を小さくして、その代わりに緩衝材である、くも膜下腔を大きくしているそうです。
ただでさえ小さな頭の中に、より小さな、シワの無い脳を。
お馬鹿になったのもわかる気がします。
そんなコアラは絶滅危惧種。
オーストラリアはコアラの保護活動は行っているくせに、本来広い縄張りが必要なコアラの住むことができる生息地を保護していません。
せっかくコアラを保護しても、住む場所が無いのです。
しかも、もともとはオーストラリア大陸に天敵が存在しなかったのですが、現在では猫やキツネ、犬が野生化したディンゴなどの天敵が存在しています。
オーストラリアというと、環境保護、環境保護言っている感じですが、失敗した場面ばかりな気がします。
ウサギを退治するためにウィルス散布したり、野生の猫を処分するため毒入りソーセージをばら撒いたり。
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