フランス革命。ベルサイユの薔薇の時代のフランス、トイレ事情
ちょっとした短編です。
ベルサイユの薔薇およびフランス革命の時代と言うと、すでに18世紀後半。
文明もさぞ発展していたのではないでしょうか?と思うでしょう!
文明は発展していたのに、当時のフランスではトイレや下水道がちゃんとしてなかったんです。
ローマに支配されていた頃の下水道はしっかりしていたのに、ローマから解放され、時が経つにつれ、まともな下水環境がなくなっていきました。
建物から外に汚物を捨ててくるために日傘が作られ、そこら中に落ちている💩を踏みにくくするためにハイヒールが生まれました。
ベルサイユの薔薇の時代。
あんなに良い作品ですが、描くことはできなかった裏事情。
当時のパリは道端に普通に💩が転がっており、下手に建物の近くを歩こうものなら、バケツに入った糞尿をぶちまけられる。
なにせトイレが無いのですから、そこら辺でするか、バケツにためて外に捨てるか、という状況だったようです。
よりによって18世紀終盤にそんな状態。
一方、当時の日本、特に江戸。
ヨーローッパの探検家や旅行家の中には、日本のあまりのキレイさを褒めちぎっている人まで存在しています。(鎖国もあり、日本に入れる人は限られていましたが)
糞尿を購入し、堆肥として使用する、という方法が完全に確立されていたため、綺麗な日本が保たれていた訳です。
ヨーローッパというと綺麗なイメージがありますが、そんな近代まで下水道が整ってなかったのかと思うと以外ですよね。
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