ツァラトゥストラはかく語りき(つまらないので読み飛ばしても問題無いです)

キリスト教に関連するジャンヌ・ダルクの話を少しあげたので、ちょっとその正反対の人の話を書こうかと思います。

「ツァラトゥストラはかく語りき」題名だけだとわかりにくいですが、
ツァラトゥストラはこう言いました。
という意味です。

作者は哲学者のニーチェ。
ニーチェの名前だけは聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
というか、聞いたことが無い人の方がいないのでは?

主人公の名前、ツァラトゥストラはゾロアスター教の教祖、ザラスシュトラをドイツ語にしただけで、ストーリーにゾロアスター教は全くでてきません。

「神は死んだ!」というセリフをきいたことがある人もたくさんいるでしょう。作中でツァラトゥストラが語るセリフです。

この本も読みましたが、はっきり言ってよくわかりませんでした。

要は今の時代、神がいないと言っていい時代になった。
だから、人間達は、みんなで頑張っていかなければいけない、でも皆んなわかってくれない。その後ウンタラカンタラ。

というような内容だったと思います。

つまり否定的に神は死んだと言ってるのではなく、神に頼る時代は終わった、と言っているんじゃないかと僕は思いました。


まあ、ニーチェ自身は色々あって、発狂してしまい、まともに生きていくことが出来なくなってしまうのですが(梅毒による神経の異常が原因と、当時診断されたそうですが、その後、11年生きているため、梅毒は間違いでしょう)。40代という若さで、まともな生活が出来なくなってしまったそうです。

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