狂犬病に関して、改訂版(台湾でも狂犬病は絶滅していません)

ワンちゃんを飼っている人の中には、狂犬病なんて昔の病気で、予防接種なんて必要ない!
と言ってしまう人もいます。
(ちなみに獣医がこれに同意すると犯罪になります)

ですが、以前にも書いた通り、日本は常に狂犬病の危険にさらされている状態なんです。

まずコウモリ。
狂犬病は全てと言っていいほど、ほとんどの哺乳類に感染するので、まだ感染したばかりで元気なコウモリは中国や朝鮮半島から日本に入ってくる可能性があります。

特に対馬を経由すれば簡単に侵入できるかもしれませんね。

あとは貿易。
本来やってはいけないことですが、予防接種を打っていない犬を、他国の貿易船が乗せて、連れてきてしまったりしています。
これは貿易船から船卸しや船上げをやっている父から聞いたことです。
税関を通らずに、犬を連れているロシア人を見て、ちゃんと狂犬病予防注射打ってるのか?と聞いても、そんなもの打っていない、と言っていたそうです。

父が仕事中に船降ろしで見たことのある動物は普通にイグアナ、サソリ、タランチュラっぽい蜘蛛、3本ヅノのカブトムシ、ネズミ(⁉︎)思い出せるだけでもこんなにいます。
特にネズミは大問題。

容易に狂犬病を媒介してしまいます。

金儲けのために注射してる!という人は、もし、飼い犬が狂犬病になったとしても治療しなければ良いのでは?と思ってしまいます。
飼い主本人が狂犬病になり、次に狂犬病になる可能性が高いのは獣医です。
予防注射をしていれば狂犬病にならないのですから、危険を犯してまで治療する?
いや、発病していたら治療法は無いので、法律でそうなったワンちゃんは殺処分と決まっています。

そもそも狂犬病の予防接種が獣医の儲けに大きくつながるなら文句も言って良いかもしれませんが、ほとんど獣医師会に取られてしまうので、ほぼボランティアです。

集合注射はきちんと飼い犬を抑えられる人限定なのに、抑え方が適当で注射が難しく、それなのに下手くそ扱いされることもあります。

狂犬病予防接種はしっかりと行ってください。
自分の家は平気だから、じゃないんです。
あんたはどうでも良いけど、周りに被害を与えないで!
ということですね。

せめて中国、朝鮮半島、フィリピン、台湾(なんと台湾では狂犬病になる動物が普通にいます)辺りから狂犬病が無くなってから注射を打たない判断をするべきでしょうね。

特に台湾はプロなら沖縄から泳いで行ける距離です。
東日本大震災の時に、感謝の気持ちを込めて、泳いで行った人たちがいましたね。

台湾のマングースやコウモリは狂犬病を持っていることも多いんです。
狂犬病のコウモリが沖縄まで飛んでくる。
余裕でしょうね。

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