人間の指が切り落とされる事態、間違った対応

まずあり得ない状況ですが、テレビドラマなどで起こったりする、何かの機械に巻き込まれて指が切断される状況。

運が悪ければ、自転車の車輪に指が挟まれて指が切断されることもあるでしょう。

この時、指を元通りにするために冷やす、というのがありますが、ここを間違えて、もう指がくっつかなくなるということがよくあるそうです。

つまり、冷やす必要があるのですが、氷嚢や氷にそのまま突っ込んでしまう人が結構いると、医者の友人に聞きました。

実はこの行為、切断された方の指が凍傷を起こして、組織が破壊されてしまうため、絶対にやってはいけない行為だとのことです。

どう冷やすのが適切かと言うと、氷と氷の間にタオルなどを挟むことで、冷え過ぎずに済みます。

友人の医師は、救急外来でも一時期働いていたことがあるため、氷嚢で冷やしてしまい、凍傷を起こしてつなげることが不可能になった人を結構な頻度で見た、と言っていたために、間違った知識で失敗してしまう人が多いのでしょう。

しっかりと間にタオルを挟んで、冷やし過ぎずに、適度に冷やす。
これで指の状況、手術の状況、リハビリ次第では再び動かせる指が戻ってくる可能性があるそうです。

指が切断される事態に会うことなんてそうそう無いでしょうが、上記の様に気をつけて冷やすようにしましょう。

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