あまり知られていない、腎移植に関して

腎移植において、ドナー（腎臓をあげる側）になる人に、腎臓は二つあるんだから、大したことないだとか、手術も簡単に終わるだとか、そんな間違った情報が未だに流れていたりしています。

実際には腎移植は、ドナーにもかなりの危険性が存在しています。

2つあるうちの腎臓の1つをとってしまえば、当然ながら将来的に腎障害や腎不全になるリスクがかなり上がります。

そのため、よっぽど大切な家族のためにのみ、腎移植を行うのが普通です。

また、腎臓摘出手術に伴う問題ですが、特に問題を感じずに生活できる人もいれば、一生、腰の上辺り(腎臓のあった場所)が痛み続けてしまう人もいたりします。

ワンちゃん、猫ちゃんでは腎移植は相当条件的に無理がありますが、人では腎移植が可能であっても、事前に入念な相談を家族全員て相談するべきでしょう。

決意して腎臓移植のドナーになった。

でも、すぐにそれを後悔した。

そういう方はたくさんいるんです。