3匹目のフィラリア陽性犬がでました。

今回のワンちゃんは、ワンちゃん本人がフィラリアのお薬をちゃんと食べたがらない、という理由で、与えられたり、ダメだったりしたため、フィラリアに感染したようです。
ただし、陽性ラインが出てきたのが測定時間の10分よりあとであるため、前回と同じく、一度感染、ほぼ成虫になってから、その後の数回分の投与で死滅したのではないかと考えられます。
こういう点からも、きちんと期間内の投薬を行うのが重要になるんですね。
一方で、最後の一回を忘れるととても厄介です。
そのタイミングでフィラリアに感染すると、完全に成虫になり、肺動脈を傷つけます。
ともかく自分が投薬しやすいお薬を見つけるのが一番かと思います。


当院周辺の地域は、やはりフィラリアが結構多いようです。
まれに、うちの子はフィラリアになんてかからない!という根拠のない言葉を言う人がいますが、フィラリアの感染確率はどのワンちゃんも同じです。そんなことを言って、予防をしていないと、ワンちゃんがフィラリアのせいで右心不全になって後悔する将来しか見えません。

0コメント

  • 1000 / 1000