猫の歯肉炎、歯周病

ハミガキが困難であることから、仕方のない面もありますが、猫ちゃんが一歳になった時点で、全体の9割も軽度の歯肉炎になっています。

また、3歳を過ぎると、約5割が歯の一部が虫歯になっています。
人間と異なり、猫ちゃんは歯石が付着しやすく、むし歯になっている部分を歯石が覆って、見つけることができない、ということも多いですね。

結局、歯磨きは猫ちゃんの性質上、不可能なことがほとんどなため、適切な歯肉炎、歯石予防のサプリメントが重要になってきます。

当院では、ご飯にかける、ふりかけタイプのプロデン(当院の猫のチビが8年間使用して粗歯石がつかずに経過しています)、および、水に溶かす、無味無臭タイプと匂いありタイプ、2種類があるマウスクリーナーというものを使用しています。

プロデンのように実際に8年も使用して、効果があることを実証してはいませんが、液体ということもあり、口の中全体に広がってくれるため、効果は期待できると思っています。

つい先日に、無麻酔下の歯石除去はやめるべきで、麻酔下での歯石除去をオススメしていますが、当然ながら歯石を付けないことが一番でしょう。

値段もお手頃なので、試してみることをお勧めいたしたします。
(ワンちゃんも使用可能です)

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