(前にも書いたけど)清少納言
清少納言と言えば、言わずと知れた、随筆、枕草子を書いた人物です。
ここであまり気に止められていないであろう、随筆、とは何かということです。
簡単に言うと随筆はエッセイのことです。
つまり、清少納言は日本で初めてエッセイを書いた人物なんですね。
ちなみに清はあざ名、少納言は職業名で、司法、立法、行政の3つ全部をこなす、今ではありえない、とても偉い立場だったようです。
さて、清はあだ名ということは、本名は?
清少納言の本名は清原 諾子(なぎこ)だったのでは?と言われています。
完全にわかってはいないようです。
性格は快活過ぎるくらいで、自由奔放だったそう。
幼馴染の橘則光という人と結婚するんですが、この人は謹厳実直、かなりの堅物だったそうで、奔放な清少納言とはあまりうまく行かず、離婚してしまったそうです。
しかしながら、当時の離婚はそんなに重たいものではなく、合わなければすぐ離婚、ということも良くあったそうです。
ここで疑問なのが、清少納言はこの橘則光を、幼い頃からお兄ちゃんと慕っており、結婚してからもお兄ちゃん呼びだったそうな。
それは離婚してからも変わらず、離婚したからと言って険悪にはならずに、中が良かったとか。
結婚前に、性格が合わないのはわかっていたんじゃないですかね?
そして最後に、清少納言本人にとっては可哀想なことに、他人からも指摘されるほどに、ブサイクだったそうです。
そのあてつけなのか、八つ当たりなのか、ブサイクな人の名前を上げて、こいつはブサイクな上に性格最悪!なんて書いてしまって、後になってから、エッセイとして出版するつもりがなかったから、思いっきり悪口書いちゃったよ、あははー。みたいな内容が枕草子には書かれていたりもしています。
多分、確信犯ですね。
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