フィンランドの世界一不味い飴と良く食べられている毒キノコ

フィンランドにはサルミアッキという、世界一不味い飴と言われることもある飴があります。

リコリス、という甘い薬草を使うのですが、何故かそこに塩化アンモニウムを加えるのです。

本来塩化アンモニウムは無味無臭と言われているのですが、製造工程でそこまで精製しないのか、サルミアッキはアンモニアの臭いがする飴になっています。

よりによってアンモニア。そう、尿に含まれるあのアンモニアです。

それは世界一不味くもなりますね。


蛇足ですが、フィンランドではとある特殊なキノコが食べられています。
日本にも自生しているのですが、ジャクマアミガサタケという毒キノコが普通に販売されています。

そう、毒キノコです。
しかもモノメチルヒドラジンという、ジェットエンジンの推進剤の燃料として使われる成分がしっかりと入っています。

キノコの外見は当院のトリマーに見てもらったら、これを食べるの?っと言っているくらいには気持ち悪い形をしています。キクラゲをより脳みそっぽくした外見でしょうか。

さて、ジャクマアミガサタケですが、フィンランド人もそのまま食べるわけじゃありません。

ジェットエンジンの成分と言うだけあって、茹でると気化して飛んでいくんです。

ただし、適当に茹でたり、換気をしっかりとしないと、まず死ぬのが特徴です。

フィンランドの人達はどうしてこれらのものを食べようとしたんでしょうか。


ちなみにジャクマアミガサタケに関しては、20代の頃にテレビで放送されて、フィンランドではこんなのを食べてるのか、僕も食べてみたい!と思った記憶があります。
キノコ好きの弊害ですかね?
ちなみにこんな気持ち悪い形をしたキノコが、店頭に大量に並んでいるわけです。

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