ダイヤモンドは簡単に割れる

よく、金剛石、アダマンタイト、とまで言われているダイヤモンドですが、実は簡単に割れてしまいます。

昔トリビアの泉という番組で、200万円のダイヤモンドの原石を、ハンマーで簡単に割ってしまいました。

ではなぜダイヤモンドが硬いと言われるのかは、研磨することができないため、というのが本当です。

割れやすさと削れやすさというのは別のもので、サファイヤなどの方が削れやすく、その一方で割れにくくなっています。

昔はそのせいもあって、ダイヤモンドを研磨して綺麗な形に整えることはできず、宝石としての価値はとても低いものでした。

また、ダイヤモンドより削れにくい鉱石として、ローンズデーライト、ウルツァイトなどがありますが、ローンズデーライトは宝石としては使用できません。

一方でウルツァイトは地球上で最も硬い物質と言われており、宝石としても需要があります。

そして最後にハイパーダイヤモンド。
これは人工的に作られたものですが、これもダイヤモンドより硬い物質です。3倍硬いと言われています。


ちょっとした話
ジルコン(ガラスで作った人工ダイヤモンド)と本物のダイヤモンドを見分ける方法、というのがあります。
ただし、絶対に真似しないでください。

ジルコンは油が乗らないのですが、ダイヤモンドは油が乗るのです。
この時点でどういうことかわかりますね。
そう、油性ペンで線を書いて跡が残るのがダイヤモンドです。
取り返しのつかない判別方法ですね😅

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