心不全治療後の生活について

ワンちゃんは弁膜症、猫ちゃんは肥大型心筋症などにより、心不全を起こすことがあります。

この場合の心不全はうっ血性心不全と言って、主に肺の中に水が溜まってしまい、呼吸困難を引き起こすものについてのことだと思ってください。

基本的には、強心剤や利尿剤を使用し、肺に水がたまらなくなった状態で、一旦治療が成功した、という段階になります。

その子によっては、強心剤や利尿剤を止めても、元気な状態を保てることもあります(強心剤は余命を長くしてくれるため、その後はずっと使い続けるのが普通です)。

しかし、この状態は、病気が治ったわけではなく、さらには以前より心不全になり安くなっています。

ワンちゃん、猫ちゃん本人は元通りになったと感じているため、元気に動きまわったりしてしまいますが、できる範囲で、なるべく安静にしてあげると良いでしょう。

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