何故、ワクチンを3年に一度で良いと言う先生がいるのか

以前にも何度かブログに載せている内容ですが、混合ワクチンを3年に一度で良いと言う先生がいたり、ネットにもそう書かれていることがあります。

実はこれは日本では当てはまりません。

混合ワクチンが3年に一回で良いのは、その国全体で、7割以上のワンちゃん、猫ちゃんがワクチンを打っている場合です。

どういうことかというと、最近の新型コロナに関しても、同じことをニュースで流していますが、全体の7割がワクチンを打つことで、やっと病気の流行を防ぐことが出来るためです。

日本のワンちゃん、猫ちゃんの混合ワクチン接種率は、5割にも届かないため、ワクチンを打っていない子はそのまま病気にかかることになります。

ただし、体質的に、ワクチン免疫が2年以上続く子もいます(血液を調べる必要があります)。
また、猫ちゃんはワクチン抗体が調べられないため、基本、1年に一回のワクチンをオススメしています。

実際に免疫学の専門の先生方が、ワンちゃんのワクチン抗体を調べると、ワクチンの効果が1年しか保っていない子も多数みとめられています。

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