院長の猫アレルギー

実は当院院長は、獣医になってから気づいたのですが、軽い猫アレルギーを持っています(獣医になるまで、猫ちゃんを飼うことができなかったため)。

また、ハウスダストなどに対してもアレルギーがあるため、抗アレルギー薬を常に使用しています。鼻づまり用スプレーは必須です。

ただ、何が違うのかわかりませんが、ある猫ちゃんではアレルギーが出ず、他の猫ちゃんでは強いアレルギーが出たりすることがあります。
特に猫ちゃんを触診してから、つい目をこすってしまうと、瞼が腫れることがよくあります。

以前、オーナー様から眠そう、と指摘されましたが、このブログ内で目が腫れていたから、と言い訳させていただきます😓

基本的には目が中心で、クシャミ、鼻水などは出ないのが救いでしょうか。

以前は(代診時代)くしゃみが止まらない、目だけでなく、顔も晴れる、引っかかれた部分全体が蚊に刺されたようになる、など酷いことになっていたので、現在は大分改善した方です。

このようにアレルギーが改善するのは珍しいことなのですが、こういう状態を減感作と言い、他の獣医仲間でも同じ様にアレルギーが改善した方が何人かいます(アレルギーが酷くなり、獣医を辞めざるをえなかった人もいます)。

ただし、実際に同じことをしようとするのは危険があるため、絶対真似をしないようにしてください。

人医療においては、減感作療法と言って、アレルゲンを注射して上記の様なことを人為的に起こしてアレルギーを治療する方法が存在しています。

酷いアレルギーに悩まされている方は、アレルギーの専門病院に行ってみると、詳しいことを教えてもらえるかと思います。

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