最近の細菌感染性の皮膚病に関して

以前は感染性の皮膚病、膿皮症というのですが、ステロイドは免疫力を落とすから、皮膚病の治りを遅くする、本人があまり痒がらなければ、使用しない方が良い。
とまで言われていました。

しかし、現在ではその正反対で、ステロイドを使用することで、本人が搔かなくなり、より炎症を広げてしまうことを防ぐことができ、治りが早くなる。
ステロイドを使用した方が良い。
というのが皮膚科学会での常識になっているそうです。

膵炎が、昔は絶食させるべき、と言われていたのと同じですね(現在は吐かなければなるべく食べさせるべきとなっています)。

こういう、正反対の学説が出てくることは多々あるので、日々の勉強が重要ですね。

現在は無料セミナーや時間が取れなくて見ることができなかったセミナーの録画を観たりすることができるため、ありがたいかぎりです。

0コメント

  • 1000 / 1000