子宮蓄膿症

以前にも紹介いたしましたが、子宮蓄膿症は避妊手術を行っていないうちの、3頭に1頭が罹患する病気です。陰部から膿が出てこない閉塞型と、膿が排出される開放型があります。

閉塞型の場合、子宮内部に膿が貯留、最悪子宮が破裂、腹膜炎をお越し死亡することがあります(治療しなければまず確実に死亡します)。
閉塞型の場合、子宮内に膿が貯まらずに陰部から外に出ていくため、本人が元気であることも良くあります。
このため、様子を見てしまい、危険な状態となってから来院する方も多いです。
また、開放型でも、突然に閉塞型に変化して亡くなることもあります。

ワンちゃんでは開放型、閉塞型ともに認められることが多く、猫ちゃんでは開放型で、症状が軽いことが多いと言われています。

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