7種ワクチンについて(改稿)
基本的にはほぼ8種ワクチンと同じ組成になっています。
異なるのは、6種や8種ワクチンに入っている、コロナウイルスというウイルスのワクチンが入っていない部分です。
最近、犬コロナウイルスに関しては、あまり症状が重くないため、ワクチンへ入れなくても問題ないのではないか?という理由から、これが取り除かれたものが、5種および7種ワクチンになります。
8種や9種から7種ワクチンになることで、予防効果が薄れることを不安に思う方がいらっしゃいますが、最近の研究から言うと、あまり問題は無いことが指摘されています。
今まで当院で9種ワクチンを使用していたのは、あくまで予防の面で不安に思う方がいたためです。
現状7種ワクチン以外が発売中止になっているため、上記のように不安を覚える方もいるかと思いますが、コロナウイルスの有無の違いでしかないため、あまり心配する必要は無いことを伝えさせていただきます。
正確なワクチンの中身は
ジステンパー、アデノウイルス、パルボウイルス、パラインフルエンザウイルス、
加えてレプトスピラ2種類(8種ワクチンに入っているものと同じもの)になります。
ちなみに9種ワクチンに入っている、もうひとつのレプトスピラは関西にのみ認められる種になります。
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