病理検査

最近はドラマでも病理医を主題にしたものがあったりして、病理検査が一般にも知られてきているそうですね。
もちろん知らない方もいらっしゃると思いますので、今回は病理検査について説明したいと思います。
病理検査というのは、手術をして取り除いた瘤などが、どんな種類のガンなのか、それともガンではないのか、など詳しく検査するものです。
これにより、良性、悪性の判断、再発のしやすいガン、転移をしやすいガン、転移をしないガン、抗がん剤が効きやすいガン、などを鑑別することができます。
実は当院院長は病理検査学研究室の出身で、学生時代によく細胞を見て、検査をやっていました。
そのつながりで、細胞診検査という、病理検査ほどではないですが、ある程度、瘤が悪性かどうか。ガンなのかそうでないとのか、といった検査を病院でチェックすることができます。
病理検査は専門の機材がないと実施できませんが、細胞診検査は顕微鏡があれば行うことができるので、簡便な代わりに正確性が病理検査ほどではない、と思っていただけるとわかりやすいでしょう。
ただし、細胞診検査でもバッチリ悪性かどうか判断できるタイプのガンなどもありますので、気になっている瘤がある方はぜひご来院下さい。

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