日本人が無くしてしまった超能力
戦国時代や江戸時代の日本人は、他国からすると、異常!という程の能力を持っていました。
まず、簡単なところから、1543年ポルトガルが日本に火縄銃を2丁売りました。
たったの2丁でも当時の額で数千万〜数億円で売りつけたそうです(曖昧なのは、昔過ぎて換算できないからですね)。
ポルトガルは火縄銃の凄さを魅せつけて、二年後に大量に火縄銃を持って、売り付けに来ました。
所詮、日本は小国。
火縄銃の機構なんてわからないだろう、と。
ところがどっこい、当時から技術先進国と言っても過言じゃなかった日本。
たったの8ヶ月で火縄銃を再現してしまいました。
そして初めて火縄銃が購入され、種子島、という名前で呼ばれるようになってから、たったの50年で、全世界の50%の火縄銃を日本が所持すると言う、とんでもない事態になっていました。
内乱に明け暮れていましたが、いつの間にか世界最強レベルの軍事力を持っていたんです。
あくまでその時点で日本が統一出来ていたらの話ですが。
次は識字率。
日本では江戸時代ですでに8割の人が字を読み書きできるようになっていました。
貸本屋なども存在しており、それで商売が成り立つということは、それだけ多くの人たちが、本を読めたということです。
(ここで、もし盗まれたらどうするの?と思った人もいるかと思いますが、当時の罰則として、盗みはたったの3回しただけでも処刑!という厳しいものでした。本を借りて返せば問題無いところを、わざわざ処刑の危険を犯してまで盗む人はいなかったことでしょう)
最近のニュースでも有った話ですが、日本のとことん古い建物の屋根裏?(違うかもしれません)から、大工が書いた、「今回の依頼人は、酒も飲ませてくれないケチだ」という内容の木片が出てきたことで、大工の様な職人階級も、読み書きが可能だったことが話題になっていました。
最後に身体能力です。
こんな写真を見たことがありますでしょうか。
当時の人達は、女性も凄まじい筋力があったことを示す写真です。
骨の使い方がうまかったとも言われています。
ちなみに当時の米俵は1つ辺り、60キロ左の人は6個持っているのがわかります。
360kg…
今より小柄な女性がそんな重量を持てる。
惜しい、惜しい力ですね。
当時の日本人が何かの大会に出たら、賞を総なめだったのではないでしょうか。
これで当時の人たちは牛や豚は食べず、魚、雑穀、漬物が基本の食卓だったと言うのが更にすごいです。
走る能力ですごいのは飛脚ですね。
飛脚達は、江戸から大阪まで、3日で走り抜けたそうです。
距離としては大体500km
毎日フルマラソンをしていた様なものです。
実はここでも不思議なことがあります。
当時のヨーロッパの科学者が、
「これだけ走れるんだから、栄養学に沿ったごちそうを飛脚に食べさせれば、もっと走れるようになるはず!」
という研究をした人がいたそうです。
結果は、普段の食事をしている飛脚の圧勝。
ごちそうを食べた飛脚は2日目にはもう具合が悪くなり、いつも通りに走れなくなりました。
いつものご飯に戻したところ、再び凄まじい走力を見せたそうです。
僕が思うに、当時の日本人は今の日本人と比べ、腸がかなり長く、草食動物に近い構造をしていた、という話を聞いたことがあります。
そのため、欧米人の栄養学に合わせた食事はうまく消化できなかったのでは無いでしょうか。
ちなみに当時でも普通の人達は、500kmの道を1ヶ月ほどかけて歩いていたそうです。
ペリーが来航した時も、ビビらせてやれ!
と相撲取り達が500キロ以上の米俵を持って運んだ、という記録があるそうです。
近代化に伴ってこれらの「超能力」と言っても過言じゃない力が無くなっていったのは何故なんでしょうね?
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