記憶力には自信がある?そこにある落とし穴

自分自身の話ですが、僕は運良く、かなり記憶力が良く生まれてきたのだと思っていました。

以前にも載せましたが、2000ページもある教科書、というか参考書をただ読むだけの受業、かなり教授に対してイライラしていたので、普段から最前列で爆睡。
その上で学年トップを取ってやりました。
教授もかなりムカついたと思います。

一番最初に働いた、並木動物病院でも、普段から早く帰っていたら、何で勉強してから帰らないんだ!
と怒られ、
え、家で勉強しますけど、と返したら、
家で勉強なんて進むわけ無いだろ!と言われました。
?勉強自体好きだから、家で勉強できますが?

効率が悪い!その日にかち合った病気の勉強をしろ!
それに関してはハッとさせられました。
より良く記憶できるようになったんです。

ですが、記憶力が良いという人は、勉強はできるけど、勉強はできる、だけになってしまいやすいのかもしれません。
自分でもわかっていたのですが、患者を診ていて、なんか違う。
でも直せない。当時はかなり苦しかったです。

院長もこれではダメだと思ったのでしょう。
奈良で開業した大先輩のもとで、修行することになりました。

それからかなり紆余曲折あり、今ではまともに診察できるようになったのですが、奈良で一度完全に壊れました。恐らく精神的に。酷いレベルの不眠症。

こちらでも喘息にかかり、5日程眠れなくなった時に色々あったことを皆さんご存じかと思いますが、題名と外れますので、この話はやめておきましょう。

記憶力がある。テストを受けるのに、教科書を丸々暗記して挑む様な、今考えると逆に馬鹿なことをやっていた訳です。

効率良く考える=応用力が身につく、それにやっと気付きました。

より勉強が面白くなりましたしね。

お子さんが、僕のような、超つめ込み型の勉強をしていたら、今回の話をして止めて上げてください。
なまじ、覚えられちゃうので、効率良く考えることが逆に難しい、というのはあるかもしれませんが。
僕はそんな感じでした😅

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