猫の心臓病
猫の心臓病は細かく分類するとたくさんありますが、簡単にまとめると、肥大型心筋症と拡張型心筋症の2つがほとんどです。
どちらも悪化すると左心房という部分が大きくなります。大きくなったここには血栓が出来やすく、この血栓が股の動脈に詰まりやすいという特徴があります。
ちなみにワンちゃんはここに血栓ができることはほとんどありませんが、先日ここに血栓ができた子がいて、発見することができませんでした。
この股の血栓にもどりますが、これが詰まると激痛を発して足が動かなくなります。
ひどい場合は、肛門で熱が図れなくなる(壊死を起こしてその部分で体温が作れなくなる)状況になります。
これを防ぐポイントとしては心臓の状態を確認しておき、血栓を作らないことです。
心臓も定期的に超音波で確認すれば、異常の有無が確認できますので、たまには健康診断してあげましょう。
猫の心臓病は心雑音が聞こえないこともよくあります。
0コメント