世界中の情報を網羅⁉︎ブリタニカ百科事典
皆さんはブリタニカ百科事典、というものを知っていますでしょうか。
まだネットがない時代。パソコンがワープロレベルだった頃にあった、世界中の知識を詰め込んだ、一冊が大体1000ページ近く、それが何十巻にもまとめられた百科事典です。
何と、そのブリタニカ百科事典、僕が子供の頃から実家にありました。
思えば、僕の何でも知りたい病、勉強したい病はその百科事典が原因で始まったと言って良いでしょう。
ネットがない時代では大した情報を知ることが出来ませんでしたが、ブリタニカ百科事典は違いました。
それこそ、当時の常識レベルですが、知りたいことを調べると、ほとんどのことが載っていました。
例えば僕がその百科事典を使って初めて調べたことといえば、ドラえもんのスピンオフ作品で、タイムパトロールぼん、という作品がありました。
当時小学生でしたが、中々に深いことを語っていて、中世時代のクジラの大量狩りをテーマにしており、未来のヒロインのお兄さんが、クジラを助けるためにタイムパトロールの規約違反をおかして、過去に戻って鯨を救おうとし、主人公が悩む。
ええ⁉︎シーシェパードや今のIWCの話みたいですよね。ちなみにどちらの組織も大嫌いです。
なにせ、あー、偶然網に鯨がかかっちゃったよ。仕様がないから食べようかー、という漁法で日本以上に大量の捕鯨をしている韓国には何も言わない、実際は金のために存在している組織だからです。ちなみに韓国の捕鯨量は日本の4倍です。
それは置いといて、クジラを何のために狩るのか?まだのび太達と同い年のはずのヒロインが、ヒゲはコルセットやペチコートに、油は灯りや色んなことに使える、とこれまた小学生らしくないことを説明していました。
ここで僕が思ったことは、コルセットは知ってるけど、ペチコートって何?でした。
早速ブリタニカ百科事典で調べることに!
もちろんしっかりと載っていましたよ。
ペチコートは腰をふっくらしているように見せる矯正下着と言ったところでした。
同時に、同じように使われたクリノリンやパニエ、バッスルなど、当時子供の僕はこんなもののためにクジラを乱獲したのか!と憤ったことを覚えています。そんなの木で作れば良いんじゃないの⁉︎と。
今でこそネットで調べれば一発てすが、知識欲の塊の僕にはブリタニカ百科事典は最高の本でした。
まあ、実際にブリタニカ百科事典を見て、小学生が興味津々にページをめくっているというのは、両親からしたら不気味だったかもしれません。
画像検索ですぐに出てきました。
これを楽しそうに読む小学生。
今思えば、自分自身でも不気味ですね。
ちなみに僕は両親から、勉強しなさい、と言われたことがありません。
そもそも自分で勉強してるので、言われる訳無いですよね。
たまには勉強休めば?と言われてばかりでした。でも何かを覚えるという知識欲は未だに止まりません。
ネットが普及して、ウィキペディアも誕生して、余計に酷くなりましたね。
獣医学をひたすら勉強しても、他にも知りたいことが沢山あって困ってしまいます。
その代わりか、立派な運動音痴になりました。
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