フィラリアの薬
大体このくらいの時期になると、何故かフィラリアのお薬はもうあげなくても大丈夫じゃないですかね?
と言ってくる方が何人か出てきます。
実際には、フィラリア発生から消失の時期をしっかりと調べている機関があり、千葉県は大体、11月の半ばくらいまでが、蚊の中でフィラリアが生きていられる気温になっています。
あとたった一回分、一番安い錠剤タイプにしても問題ないのに、何故かそれを渋る方がいるのです。
これが例えば、都市部でフィラリアの繁殖が少ない地域ならまだともかく(それでも危険ではあるんですが)、この辺りでは、検査の結果から、横戸町、内山町、大日町はフィラリア多発地域であることがわかっています。
実際、最後の一回を飲ませずに終わらせ、結局フィラリア症を発症、右心にダメージを受けて、将来の右心不全の発症の可能性を作ってしまいました。
たったの一回で、大切なワンちゃんを病気にしてしまうのは、とてももったいないことだと思います。
相談があれば、いくらでもフィラリアの詳しい情報をお教え致しますので、しっかりとした投薬期間を守ってあげましょう。
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