昔とちがう、世界最古のもの?

日本は世界最古の歴史を持っている国だと知られていますが(約2600年)、他にもいくつかの世界最古が存在しています。

世界最古の小説 源氏物語、世界最古の会社 金剛組、そして最近まで世界最古の文明は5000年前のメソポタミア文明と言われていましたが、今では8000年〜12000年前には誕生していたとされる、縄文文明が世界最古と言われています。

なかなか誇らしくなる話ですよね。

個人的には世界最古ではありませんが、日本最初のエッセイ、枕草子を書いた清少納言がお気に入りです。
かなり破天荒な女の人だったらしいですね。

日本とは関係ありませんが、世界最古の法典はバビロニアのハムラビ法典と小学校の頃に習ったものですが、現在ではそのご近所のウル・ナンム法典が350年ほど先に出来上がっており、世界最古の法典と言われています(他にもハムラビ法典より前に、リピト・イシュタル法典、エシュヌンナ法典なども存在しており、現在ではハムラビ法典は4番目以降の法典です)。残念ながら、僕達の知る最古の法典、ハムラビ法典は最古でも何でもないんです。

もしかしたら、ご自分の子供達に、「え〜、
最古の法典はそんな名前じゃないよ。ウル・ナンム法典だよ〜」なんて言われるかもしれません。

こんなことでも何となく得した気分になりませんか?

日々、日常は変化していますが、歴史まで変化しているのは実に興味深い話です。


0コメント

  • 1000 / 1000