てんかん発作
てんかん発作は結構たくさんのワンちゃん猫ちゃんが罹患して来院することが多い病気です。
基本的には、原因が脳にあるのか、それとも他の臓器にあるのか血液検査で調べて、脳が原因だろうと思われたら、てんかん発作のお薬を飲ませることになります。
てんかん発作の薬は、抗生物質やステロイドなとどは異なり、すぐに効果が現れる薬ではなく、一週間ほど飲ませて、体の中の薬の濃度を上げることで効果がでてきます。
ここで重要なのが、てんかん発作が出なくなると、投薬をやめてしまう方がそれなりにいることです。
てんかん発作の薬は、通常一生飲んでいく必要があるもので、飲むのをやめると、再発率が非常に高いことが挙げられます。
数秒しか起こさないからいいだろう、と思っていたりすると、発作が収まらずに、そのままお亡くなりになることもあります。
てんかん発作はけいれんを起こすだけの病気ではなく、突然不安そうに回りだしたり、走り回ったり、何もいないのにハエを見ているような動きをしたり、怖いものになると、突然凶暴になったかと思ったら、ケロッと元通りになるようなてんかん発作もそんざいします。
安易に大丈夫そう、と思わずに、病院に連れてきてあげることをオススメいたします。
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