フィラリア(注射薬)

最近は抗フィラリア薬の種類も増え、通常時の薬、おやつタイプ、首筋に滴下するもの、注射をすることで1年間フィラリア予防の効果が出る薬もあります。

注射薬の場合、年に一回打つだけで良いから楽ちん!と思う方もいらっしゃるかと思いますが、当院ではこの注射タイプは使用していません。

なぜかと言うと、他院での話ですが、アナフィラキシーショックで死にかけた症例や、実際にお亡くなりになった例があるからです。

単純な顔が晴れたり、吐き気を催したりなどの軽度のアレルギー症状は数多く確認されています。

この副作用のため、当院では危険がほぼ無いと言われている内服タイプの予防薬のみを使用しています。

上記の副作用を説明せずに注射してしまう病院もあるそうなので、簡便さより安全性を求める方は、危険性をよく理解しておくと良いかと思います。

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